刺繍アーティスト瀬川夏帆さんと東海染工による共同プロジェクトが生まれたストーリーを紹介します。
出会いは2019年 瀬川さんの個展
2019年浜松で開催されていた瀬川夏帆さんの個展「Where I am」.
東海染工の担当者は、
たまたま瀬川さんのお父様と知り合い、
瀬川さんの個展のことを知り、ふらっと訪問しました。
そこにあったのは、
瀬川さんの独特な感性と技術で制作された
画像・ペイント・刺繍などを駆使したアート作品たち。
担当者は、瀬川さんの世界にぐっと引きこまれました。
2021年秋 共同プロジェクト開始
「瀬川さんの刺繍をリアルにプリントした製品が作れないか」
との思いから、1年半越しで瀬川さんに連絡を取り、協同プロジェクトが開始。
瀬川さんの作品をスキャンし、
様々な生地にプリントするも、
インクが少し滲んで線が太くなったり、
色が微妙に合わなかったりするため、
原作に近づくよう何度も試行錯誤を重ねました。
ようやく満足のいく仕上がりとなり、
2021.12月の瀬川さんの個展にて
瀬川さんの作品をプリントした製品サンプルを
お披露目することとなりました。
30個の注文が入ったら生産開始というトライアル
サンプルは制作しましたが、
瀬川さんも東海染工も初めての取り組み。
生産数が少ないと製造原価が高くなり、
販売価格もとても受け入れられない価格となってしまいます。
そこで、
個展の来場者様からの予約注文と、
BASEサイトでの予約注文数を合わせて
30個の注文が入ったら生産開始というトライアルを行うこととなりました。
瀬川さんのアートの世界を、
もっと皆さんの身近に届けるためのトライアルです。
ぜひ一度ご覧ください。
https://tokaiopicala.thebase.in/categories/4030559